2016.04.21 Thu
繰り返し読む本
今日は朝から大雨ですね
こんな日は読書にかぎります
(別にDVDを見て過ごしてもいいのですが、一応本屋のブログなので、本をおススメしてます)
わたしはいつも休みの日は、1冊2時間×5冊、だいたい10時間くらい新しい本を読んで過ごしているのですが
たまに繰り返し何度も読みたくなる本もあります
たとえば、江戸川乱歩全集
わたしは「孤島の鬼」が一番好きです
登場人物の個性の強さやストーリー展開、結末
江戸川乱歩という作家は、どんだけ想像力がたくましい人なんだろう
後にも先にもこんな強烈な小説はないと思います
壇ふみ「父の縁側、私の書斎」
お父様、壇一雄さんが最後のときを過ごした能古島の「月壺堂」の思い出や家にまつわるアレコレをつづったエッセイ
この本の「無駄の必要度」という章が一番好きで
「不思議なイタリア料理店へ行った。まず、どこが入り口なのかわからない。」
「たとえば、1個百円の電球を交換するのに天井が高すぎて梯子も届かぬ高さ。足場をくむのに百万円はかかるという。」
「どなたか有名な建築家なんですか?」と女主人に尋ねると「安藤忠雄さん」だったというはなし
どこがどう面白いのか、説明すると長くなるので、続きは本を読んでくださいませ
瀬尾まいこ「強運の持ち主」
占い師が主人公の小説
悩みがあるとき、この本を読むとふっと気持ちが軽くなります
書いてる途中で気付きましたが、そういえば繰り返し読む本いっぱいありました
続きはまた今度。。
( ↑ 写真はギターの弦を弾く桜ちゃん)
もし、わたしが楽器を弾くことができたら、休みの日は桜ちゃんとセッションしたかったなぁ~